予防医療とは
予防医療・栄養医学研究協会が求める予防医療とは?
日本人の平均寿命が一番長いと安心していませんか?健康寿命を延ばしてこそ、本当の寿命だと思います。
平均寿命と健康寿命の差:2013年
注:平均寿命は厚生労働省「平成25年簡易生命表」健康寿命は厚生労働科学研究費補助金「健康寿命における将来予測と生活習慣病対策の費用対効果に関する研究」<厚生労働省「厚生科学審議会保険健康増進栄養部会資料」(平成26年10月)>
健康寿命と平均寿命の差は、厚生労働省の発表によると男女平均して約11年もあります。すなわちこの11年というのは病んでいる期間といえます。日本は世界に誇れる長寿の国ですが、健康寿命をのばすには自分たちが意識を高めて体と向き合う必要があるのではないでしょうか。
一般社団法人 予防医療・栄養医学研究協会 提携医療機関「笹塚クリニック」
現場の予防の考え方
発病はその病気に向かって体が時間をかけて準備した結果です。従ってこの間、体内ではその病気にまつわる何らかの変化が起こっているはずで、あの微妙な変化をいち早く捕らえて対策を講じることができれば、病気を未然に防ぐことが可能になるはずです。
一般に「予防」というと、食生活のバランス、運動不足、喫煙等、生活習慣の改善のことを考えると思います。もちろん、予防対策の基本として不適切な生活習慣は病因になりますから、その改善指導は十分に行われる必要はあります。
しかし、医療現場における「予防」は受診者側の日常に努力、精進のみに結果が求められるのではなく、医療施設側もいかに体内の微妙な変化を早期には正しく捕らえ、修復対策をとることが出来るかというところにあるのでないかと思います。
予防医療の要は?
医学は、解剖学を中心に発展した治療主体の学問ですから、薬剤や手術を中心としたものであり、急性症や感染症などの治療に優れています。また、二次予防の病気の早期発見と治療にも優れています。予防医学は健康障害の阻止を研究する医学であり、個々の病気の予知・予防にあたります。
一方、予防医療は、予防医学に基づいて、その人の自然治癒力(免疫力)を高め、生命力を強くすることを目的とし、日常のストレスを緩和させ、恒常性を保ち、より健康で快適な日々を送る上で有用になるものです。
すなわち、予防医療は予防医学的知識には加え、病気周辺事情の認識と保険指導の技術習得が必要になり、一個人に対しては予防医学と相補(お互いに補う)してか関わる分野と考えます。
現状は?
ところが現在の日本では、様々な健康情報が溢れていて、何が自分の健康に良く、必要なものは何かを吟味、選択することが非常に難しくなっています。
ウイルスや細菌に感染する人と感染しない人、あるいは感染しても発症する人と発症しない人、さらに発症しても症状が重篤な人と軽い人がいることにお気づきでしょう。
どうしてこのようなことが起こるのかというと、それは人間が持つ、自然治癒力(免疫力)の差なのです。そしてこの自然治癒力(免疫力)は、ガンを始めとしてあらゆる病気の予防や治癒、また、若々しさを保つ上でも非常に重要な要素になります。
そしてこの自然治癒力(免疫力)を高めるのに非常に役立つものが、バランスの取れた栄養の摂取であり、健康的なイメージを心に持つことなのです。また、これからは降りかかるストレス作用を弱める手立てとなります。
ところが、近年の日本における食生活の乱れや過剰なストレスなどによる生活習慣の悪化が、私たちが本来持っているこの自然治癒力(免疫力)を低下、あるいは変調させ心身の不調や病を引き起こすなど、病の再発にを再発防止も妨げています。
従って、私たち個人が自分の健康に良いものや必要なもの、すなわち私たち人間が生得的に持っている、自然治癒力(免疫力)を強化及び調整するものを選び出す力を、多くの方が身につけていただくことが重要になります。そのために併設する笹塚クリニックの受診で得られ定期的健康診査結果に基づき、お一人お一人に継続して経時的な保健指導を行ってまいります。

